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『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』

Posted by AK on 26.2007 ゲーム   0 comments   0 trackback
Tag :ドラゴンクエストV ドラゴンクエスト5 会話システム
RPGの常識を塗り替えた大河ストーリー
息子よ、孫よ、俺の屍を越えてゆけ!


 CIAとFBIの違いはXファイルで覚えた。型の違う血液を混ぜると固まることを手塚治虫の漫画で読み、呼吸を整えると健康に良いことはジョジョの奇妙な冒険で知った。石鹸が回りくどい工業製品であることをファイト・クラブで、マクドナルドの店員に未来がないことをダグラス・クープランドの小説で学んだ。

 私はギャンブルをやらない。パチスロは誘われても断るし、麻雀はルールすら知らず、宝くじにも国民年金にも興味がない。なぜなら、それらが徒労であることをドラゴンクエストで学んだからだ

 1990年発売の『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』には致命的なバグがあった。カジノでコインを買うときに「838861」と指定すれば、タダみたいな金額で同枚数を購入できた上、ルール通りに各種の貴重なアイテムと交換できるというものだ。

 Wikipediaによると、24ビット整数のオーバーフロー現象などという暗号みたいな理由が書かれているが、要するにプログラム上のバグだろう(当時私は製作サイドが設定した裏技だと思っていた)。小学生のときに買ったドラクエIV公式ガイドブックの裏表紙には、赤ボールペンで当時自分が書いたであろう「838861まい」という字が消えずに残っている。

 さて、続編の『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』である。当時の最新鋭ゲームハード「スーパーファミコン」で発売されたこのタイトルには、気がかりなことがひとつあった。ずばり「カジノであの裏技は使えるか?」……。常識的に考えて、他ハード且つ他タイトルで環境依存の裏技が使えるわけがないのだが、当時私は子供だったし、なんとなく「使えるかもしれない」などと期待していた。

 結局、旧ハードで出た前タイトルの裏技など使えるはずもなく、コイン売り場のお姉ちゃんに「お金が足りませんわ」などとカードを忘れた成金オヤジみたいなことを言われて愕然とした記憶がある。一度カジノを出て教会でセーブし、「鋼鉄の剣」を買うお金でコインを購入しスライムレースなどやってみたけれど、当たる当たらないということ以前に「カジノ、つまんねえ」と勝手なことを呟いた上、リセットして本筋に専念した。要するに、イカサマができないギャンブルは私に向いていなかったのだ

 さて、最近その『V』がプレイステーション2でリメイク発売された。このブログのアカウントに懸けて誓うが、ドラクエファンでリメイクVをやっていない人間は人生の8割9分6厘を損している、と断言したい。カジノの裏技云々ということではなく、純粋に面白いのだ。

 旧作のリメイクというと、どうしても「見てくれは良くなったけど中身は変わらん、むしろ余計な調整が入ってつまんねえ。ネクロゴンドの洞窟はマヒ攻撃で全滅するのが醍醐味じゃねえか」などと、古参ゲーマーという名の懐古オヤジが文句タラタラ言い出すのが定石であるが、PS2版ドラクエVに関してそういうネガティブな評価はほとんど聞かない。

 スーファミ版でいちばんの不満点だったであろう3人パーティ制限も撤廃され、いつものドラクエよろしく4人戦闘が可能になっている。ただしその分モンスターの同時出現数が増え、序盤の攻略で苦しくなる場面もあろうが、それこそが本来のドラクエと割り切れば何ということはない。廃城探検の前にブーメラン(全体攻撃武器)を買う甲斐性ぐらいなくては、このゲームはとてもやっていけないだろう。

 また、サウンドトラックがフルオーケストラに変更されており、旧ハードのピコピコ音では表現し切れなかったすぎやまこういちサウンドが前面に出ているのも嬉しい改良点だ。音源の大半はNHK交響楽団演奏の『交響組曲 ドラゴンクエストV』からのもので、同盤に未収録の音源は他オケによる新規収録やシンセサイザー演奏などによって補われている。

 そして、それらの改良点が霞むぐらい素晴らしいのが「会話システム」の導入だ。これは『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』で初めて組み込まれたシステムで、「話す」コマンドを空打ちすることによりパーティ内の仲間が場面に応じた台詞を喋るというもの。正直な話、『VII』やリメイク『IV』に導入された段階では蛇足に思えた会話システムであるが、このPS2版ドラクエVにおいては、物語へのめり込むために必要不可欠なものへと昇華されている。

 今回の会話システムは、台詞のレパートリーが尋常じゃない。全部集めれば別のゲームのシナリオが1本書けてしまうのではないかと思うほど、各場面に応じた多種多様な台詞が用意されている。それはたとえば、町民Aの「西の海から禍々しい空気が感じられます」という話を聞いた直後、それに応じて「わたしも感じるの……くやしい……ビクンビクン」と仲間が喋りだすという具合。これまでのような、「新しい町」「新しいイベント」レベルではなく、町人1人ひとりに応じたリアクションまでもが楽しめるという、何人のプログラマを過労死させたか分からない凄まじいシステムに生まれ変わっている。

 上記を踏まえた上で、今一度ドラゴンクエストVの基本へ立ち返ってみよう。このゲームは親子孫3代に渡る壮大な物語で、プレイヤーの分身たる主人公もシナリオに即して少年から青年へと成長を遂げる。そして、冒険のパートナーも各段階に応じて変遷する仕組みだ。

 ここで話題に挙げたいのが2人の女の子である。物語で終始重要な役割を果たすビアンカの幼少期と、それに物語後半で仲間に加わる主人公の娘だ。序盤のビッグイベントであろう「レヌール城のお化け退治」では、いばらのムチを持った金髪幼女ビアンカと2人っきりで夜の大冒険をするという、これは何のメタファーだと叫びたくなるような通好みのシチュエーションを満喫できる。戦闘画面でビシバシと打ち鳴らされる幼女のムチ……。これはモンスターのほうも魔物冥利に尽きるといった感じではなかろうか。ちなみにビアンカちゃんの初期装備はナイフである。このままでは刃傷沙汰まっしぐらなので、必ずムチを買うこと。お店で

 そして物語の後半においては、成長した主人公が双子を授かる。男の子と女の子。ある事情で生まれてから8年間ずっと会えなかった我が子を「僕が君たちのパパだよ」と認知し、晴れて冒険の伴侶とする様は、ネグレクトで引き裂かれた親子の絆が今一度固く結ばれるようで何とも感動的である。

 このパーティには主人公のお嫁さんも加わるため、さながら世の巨悪へ立ち向かう武闘派一家という風情だ。頑張って双子を育て始めたのに自治体からは補助金のホの字も出ねえ、こうなったら全面戦争だ! よーしてめえら、いろいろあったがこれからは共闘するぞ! 手始めに隣町で得物を調達だ! かくして血の気が多い一家は下僕(仲間モンスター)を引き連れ、身内(囚われのお婆ちゃん)の釈放ついでに厚生労働省ならぬ魔界へ殴り込みをかけるのである。

 この、物語後半でパーティに加わる女の子が非常に可愛い。当節の流行語で言うところの萌えである。スーファミ版においては再会場面でちょろっと会話をする程度で、どことなく空気メンバー扱いだった主人公ジュニアであるが、今回は凄い。前述の会話システムのお陰で子供たちのキャラクターが非常に立っており、ロリコン(とショタコン)のチンコも勃ちっぱなしだ。

 たとえば、女の子のほうは夜に弱いらしく、とっぷりと日も暮れた街を親子で散策していると「…………ぐう。……え、なんですか……? ちゃんと起きてます……」などと半死半生の状態である。

 (*´ω`*) ←その台詞を見たときの私。

 何? この子は父親に敬語を使うのかって? その通りである。何せ8歳で父親の顔を初めて見たのだ。ちょっとぐらいぎこちなくて当然だろう。というか、むしろそれがいい。「わたしお父さんとうまく話せるかな、とりあえず丁寧にお話してみようかなドキドキ」などという、背景に点描でも浮いてそうなシチュエーションが堪らなく素晴らしいのである。

 カジノに連れて行けば「さっきね? 泣いてるおじさんがいたの……。お父さんは泣かないでね」と嬉しい気遣い。ストリップショーを見せれば「あんなお洋服で…。みんな見てるのに、はずかしくないの?」とムフフなリアクション。それが作戦なのだ娘よ(ガンガンいこうぜ)。お姫様役の舞台役者と話せば「わたしお姫さまだけど、あんなドレス着たことないです」などと、泣けることを言う。よーしパパ、お手伝いさんに子供用ドレス作らせちゃうぞー。

 他にも、某所某イベントの直後に飛び出す「おにいちゃんのお嫁さん」発言や、踊り子のお姉さんの真似をして「今日はどうもお化粧の乗りが悪いわぁ。…なんでもないです。ちょっと言ってみたかっただけ……」と言う場面は、過酷な戦いの日々における一服の清涼剤と言っても過言ではない。

 ちなみにこの子たちは、父親へ再会するまでにちょっとした旅を経験している。ストーリー上割愛されているが、これはもうスクウェア・エニックスが『ドラゴンクエストV外伝 パパをたずねて三千里』を出すしかないのではないか。ちょうど男の子と女の子が揃っているから、性別セレクトもできて実にドラクエらしい。

 物語の出だしは『IV』の「おてんば姫の冒険」的に、何年も蒸発中の父親へしびれを切らした双子が「お父さんを探しに行く!」と家出。従者のサンチョが飛び出し「私めもお伴いたしますぞ!」とかなんとか言って3人パーティを結成する。父親にかけられた呪いを解く魔法の杖を求めて、いざ冒険の旅へ。意表を突いてアクションRPGなんかにすればかなりイケるのではないか。

 と思ったら、スピンオフの漫画でそういう作品がすでにあるらしい。調べてみたら11巻もある。どれ、久々にビーケーワンで全巻漢買いするか……。



  『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』 (PlayStation2)
  2004年 マトリックス/アルテピアッツァ
  スクウェア・エニックス発売
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